バラは開きかけが最も香る|香りを楽しむなら朝がベスト!

- 開き方で変わるバラの香りについて解説します
- バラの香りを楽しむのに最適な時間帯について解説します
結論:バラは朝、開きかけが最も香る
バラの香りは主に花弁から発せられ、時間経過と温度によって揮発し、失われていきます。
蕾のときに一生懸命蓄えた香り成分を、開花とともに少しずつ空気中に発散していくイメージです。
そのため、花が開いている途中が一番香り成分を多く放出します。
多くのバラは朝日を浴びることで花が開花します。
太陽の光を受けて温まることで花びらが広がり、美しい花が開くのです。
つまり、最も香るタイミングは朝、開花し始める時間帯であるといえるでしょう。
朝は昼に比べると空気が澄んでいることも、香りを楽しむのに適した要因のひとつです。
気温が上がってくると地面が温められ、空気中に塵などが舞いやすくなるためです。
また、蕾の状態から花が散っていくまで、香りは微妙に変化していきます。
蕾は青臭くフレッシュ感があるが、バラ特有の甘さにかける
半開初期は、甘さと新鮮さが絶妙なハーモニーを奏でる
半開後期は、見た目には最も美しいが、甘みが強くなりすぎて新鮮さが失われてしまう
全開では甘みも新鮮さもなく、色も香りも衰えてしまった
まさに、バラの香りはそれぞれの成分が奏でるオーケストラである
引用:蓬田勝之著 薔薇のパルファム
バラ園を訪れるおすすめのタイミング
香りを楽しむタイミングとしては、8時〜9時頃にバラ園を訪れるのがベストです。
澄んだ空気と、最も香る開きかけのバラの相乗効果で、バラ園は芳醇な香りに包まれます。
早朝に楽しめる首都圏のバラ園6選

開園時間が決まっている公園
開園時間が決まっている公園には、そもそも早い時間には入園できません。
しかし、バラの開花シーズン中に、「早朝開園」してくれるバラ園もあります。
普段より早い時間に開園してくれるので、香りを楽しむのには最適です。
ここでは、首都圏の「早朝開園」してくれるバラ園を3つ紹介します。
京成バラ園(千葉県)
1,600品種 10,000株のバラが咲く、千葉県八千代市のバラ園。
バラ園だけでなく、イベント、物販、セミナーなどにも力を入れている。
言わずと知れた日本最大級のバラ園。
漫画「ベルサイユのばら」と共同企画を行っており、園内にはキャラクターにちなんで名付けられたバラやパネルが配置されている。
「ベルばら」原作者・池田理代子氏の監修によって誕生した香水「オスカルフランソワ」は愛用している香水の一つ。
ダマスクモダンとティーが織りなす、気品あふれる洗練された香りが特徴。オードトワレタイプで爽やかに香るため、日常使いにもぴったりです。

早朝開園 6:30〜
(参考:2023年)
神代植物公園(東京都)
本園、野生種・オールドローズ園、国際ばらコンクール花壇の3つからなるバラ園を持つ、東京都深大寺の植物公園。
春、秋それぞれに、コンサート、マルシェ、講演会や展示会などを実施するバラフェスタというイベントを開催する。
左右対称に美しく整えられたフランス式の沈床庭園。
特に香りを楽しめるバラには目印が付けられているため、迷うことなく香りバラを見つけることができます。
早朝開園 8:00〜
(参考:2023年)
横浜イングリッシュガーデン(神奈川県)
神奈川県横浜市のバラ園。
約2,200種ものバラが所狭しと並ぶ姿は、まるでバラの迷路のよう。
テーマごとに区画されたバラ園は見どころいっぱい。
早朝開園 8:00〜
(参考:2023年)
早朝開園の案内は公式ホームページやSNSなどで確認できます。
是非チェックしてみてください。
朝のバラ園で香りに包まれたときの多幸感は、他では体験できない特別なものです。
行ったことがない方は、ぜひ一度、お近くのバラ園を訪れてその感動を味わってみてくださいね。

24時間入れる公園
一方、24時間入れる公園もあります。
時間を気にせず訪れることが可能なので、好きなタイミングでバラを楽しめますね。
ここでは、首都圏の「24時間入れる」バラ園を3つご紹介します。
代々木公園(東京都)
JR原宿駅から徒歩1分にある、アクセス抜群の都立公園。
「フラワーランド」「バラの園」の2種類のバラ園がある。
春、秋にはガイドツアーやワークショップを行う「バラフェスタ」が開催される。
山下公園内<未来のバラ園>(神奈川県)
神奈川県横浜市の山下公園内にあるバラ園。
平成28年4月1日にリニューアルオープンした。
約160種、1,900株のバラが植栽されている。
横浜市の花はバラ。
毎年、横浜ローズウィークという街を挙げてのイベントが開催されます。

与野公園(埼玉県)
埼玉県さいたま市の公園。約200種、3,000株が咲き誇るバラ園を擁する。
毎年5月中旬に「ばらまつり」が開かれ、バラ苗の即売会やガイドツアーなどが行われる。
さいごに
今回は、バラの一番香る時間帯をご紹介しました。
特に朝のバラ園は、澄んだ空気とバラの芳醇な香りに包まれる、まさに至福のひととき。
開きかけのみずみずしいバラたちも、いつもより少し人が少なくて静かな園内も、深くバラの香りを味わい、リフレッシュするのに最適です。
是非、訪れてみてくださいね。